向井潤吉「松島」 3号 水彩画 美術年鑑参考価格1号あたり150万円

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商品説明 【真作保証】向井潤吉「松島」額装3号 水彩画 写実力・描写力の次元が違う、筋金入りのリアリズム絵画、それ故に表現に「厚み」があります。向井 潤吉(むかい じゅんきち、1901年(明治34年)11月30日 - 1995年(平成7年)11月14日)は、日本の洋画家。戦前から戦後にかけて活躍、40年以上に渡り北海道から鹿児島までを旅し、生涯古い民家の絵を描き続け「民家の向井」と呼ばれた洋画家であった。向井潤吉「松島」(真作保証品)●画面サイズ(3号)23. 7x26.8cm、●額サイズ40. 3x42.3cm。●技法:紙に水彩。サインあり。●作品の状態:左上角に折れありますが,それ以外は,概ね良好です。額装は古いものです。●美術年鑑参考価格:油絵ですと,1号あたり150万円と記載されています。水彩なので,それほどしないでしょうが,安価で美術史に残る巨匠の作品を手に入れるチャンスとも言えます。【作者について】生い立ち京都市下京区仏光寺通に父・才吉と母・津禰の長男として生まれる。父はもともと宮大工の家柄で東本願寺の建築にも関わった。潤吉が物心ついた頃には、家で10人近い職人を雇い輸出向けの刺繍屏風や衝立を製造していた。1914年(大正3年)4月、父と日本画を学ぶことを約して京都市立美術工芸学校予科に入学するが、2年後どうしても油絵が描きたくて父の反対を押し切って中退、家業を手伝いながらという条件で関西美術院で学んだ。沢部清五郎、都鳥英喜に師事。1919年(大正8年)、二科会第6回展に「室隅にて」で初入選。翌1920年(大正9年)5月、親に無断で上京し、半年ほど新聞配達で働きながら川端画学校に通うが、年内には再び京都に戻り黒谷境内の寺で下宿生活していた。1921年(大正10年)には大阪高島屋呉服店図案部に勤務することになったが、同年12月に京都伏見深草歩兵第三十八連隊に入営。1923年(大正12年)に除隊となったため再び高島屋呉服店に勤務し、信濃橋洋画研究所に通った。1926年(大正15年)には第13回二科展に「葱の花」が入選し、その後も高島屋で勤務しながら二科展に続けて入選した。フランス留学と戦争画1927年(昭和2年)10月、当時最も安い経路だったシベリア鉄道を使いフランスのパリへ向かう。滞仏中は、午前中はルーブル美術館で模写、午後は自由制作、夜はアカデミー・ド・ラ・ショーミエールで素描をおこなうのが日課であった。潤吉は後年「私の如き貧乏の画学生には、費用のかからないそして自由に名画に接し得られる美術館での勉強はまことに有り難かった」と述懐している。模写した作品はヴェネツィア派からバロック絵画にかけての作品が目に付く他、コローの作品が多い。その一方で、スーティンやココシュカを想起させる荒々しい筆触の作品も描いており、フォーヴィスムへの接近を色濃く感じさせる。3年後の1930年(昭和5年)に帰国し、模写の展覧会を開く。同年結婚、また、第17回二科展に「力土達」等11点を特別出品して樗牛賞を受ける。1933年(昭和8年)、東京都世田谷区弦巻に転居し、以後没年まで居住する。同年に二科会会友、さらに1936年(昭和11年)に二科会会員に推挙され新会員として迎えられる。1937年(昭和12年)、個人の資格で中国の天津、北京、大同方面に従軍。1938年(昭和13年)、大日本陸軍従軍画家協会が設立されると、潤吉も会員となり戦争画や外地の風景を描く。1939年(昭和14年)には陸軍美術協会の設立に向けた発起人に名を連ねた。 同年、二科展に出品した『甦民』は300号近い大作で、華北で和平楽土を建設しようとする369人の姿を描いたものとなった。1940年(昭和15年)、紀元2600年奉祝展に「黄昏」を出品し、この作品で昭和洋画奨励賞を受賞。1941年(昭和16年)に二科会評議員となり、同年11月には国民徴用令により比島派遣渡集団報道班員としてフィリピンに赴く。向井のフィリピン赴任の約2カ月後には報道班員として火野葦平が加わり(向井は1940年12月から朝日新聞で連載された火野の小説「美しき地図」の挿絵を担当)、約240日間、報道班員としてともに行動し親交を深めた。1944年(昭和19年)4月、大本営は特別報道班員派遣を企画し、文壇から火野葦平、画壇から宮本三郎、楽壇から古関裕而を指名していたが、宮本が出発前日に急病となったため向井に急遽交代することとなった。ラングーン到着後、火野と向井は先に現地の様子を見に行くことになったが、7月4日に大本営はインパール作戦の中止を発表したため、二人はライマナイから撤退してマンダレーで古関と合流し、向井は8月に帰国した[2]。帰国後は軍需生産美術推進隊隊員として、各地の炭坑で制作を続けた。第二次世界大戦終結後、向井の描いた戦争画4点『四月九日の記録(バタアン半島総攻撃)』、『マユ山壁を衝く』、『バリッドスロン殲滅戦』、『水上部隊ミートキイナの奮戦』は連合国軍最高司令官総司令部に軍国主義的なものであるとして没収され、他の戦争画とともにアメリカ合衆国に持ち出された。1970年、他の戦争画とともに無期限貸与という形で日本に返還され東京国立近代美術館に収蔵されている。戦後、「民家の向井」戦争末期、爆撃のためしばしば防空壕に逃れる生活をするなか、ふと手にとった図録から民家の美しさに気付き、戦火のなか失われようとする美しいものを絵に残したいという思いを強くしていった。終戦後に再興した二科会には参加せず、1945年(昭和20年)に行動美術協会を結成して創立会員となった。同年秋、新潟県川口村で取材した作品「雨」(個人蔵)を制作、以後生涯の主題として草屋根の民家を描き続ける。しかし、初期の頃は労働や生活の現場を画面に取り込んだ作風を見せ、いかにも潤吉らしい民家作品としての作風が確立するのは昭和30年代に入ってからのようである。世田谷区弦巻町に1933年(昭和8年)から居住しており、1982年(昭和57年)に世田谷区名誉区民となった。1992年(平成4年)に自宅を兼ねたアトリエとその土地、ならびに300余点の作品を世田谷区に寄贈したのを受け、世田谷美術館の分館として向井潤吉アトリエ館が設置された。1995年(平成7年)、急性肺炎のため自宅で逝去。93歳没。【オークションの取り消しについて】終了予定時間前に仕入価格を大きく下回っている価格の場合はオークションを取り消す場合があります。できるだけ早めに取消すことを心掛けていますが、自動延長してから取消すこともあります。【発送方法について】発送は、佐川急便の着払いを予定していますが、諸事情により、変更する場合があります。あらかじめ、ご承知ください。なお、発送までの日数を商品代金支払い手続き後、3〜7日としていますが、可能な限り早く発送させていただきます。【真作保証について】・出品商品は間違いなく真作であることを保証致します。・商品タイトルや商品説明に、【真作】・【真作保証】と明記ある作品が、万一、作家本人、公定鑑定人、あるいは公定鑑定機関で、贋作という判断がなされた場合は、落札日より60日以内に、返品・返金の請求連絡の上、出品作品についての所見を記した署名・捺印・日付のある鑑定書類と共に、出品作品を返品してください。(但し、絵画収集家・専門家・美術館・学芸員・画廊・美術商・第三者・自称目利き・所定鑑定人となっていない作家親族などによる判断は、正式な鑑定とは認められません。) 贋作であった場合、返金の請求をできるのは落札者本人であり完全な所有権を有しており、かつ商品を私共が出品していた当時の状態そのもので引き渡す事ができる場合のみとします。鑑定書実物と返品頂いた作品の状態を確認致しました後に、落札代金からシステム利用料差し引いてご返金させて頂きます。但し、システム利用料を差し引いた購入代金の払い戻しをする以外に一切の義務はなく、損害賠償・利息・送料・鑑定料・損害金・その他の費用の支払いは一切致しません。(鑑定を行う場合は、落札後の当方からの商品発送から5日間の間に鑑定する旨をご連絡ください。5日間の間にご連絡の無い場合は保証対象外となります。)・ご入札された場合は、真作保証についてや注意事項等などを全て同意されたものと致します。『真作保証について』の説明に納得ができない方は、後々私との見解の相違によるトラブルの原因に繋がりますので、ご入札はご遠慮下さい。(2025年 2月 28日 0時 05分 追加)※出品物についての箱の有無、及び額縁に関しましてはあくまでも作品の付帯品とお考えください。箱のコンディションや額のコンディション等によるクレームは一切お受け出来ませんので予めご了承ください。※商品受け取り後すぐに,受け取りボタンを押してくださる方のみ,入札をお願いします。

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