「中山城山・藤澤東 遺墨集」…讃岐・香川県・高松藩・・・p193

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商品説明 この遺墨集は、中山城山・藤澤東に関係する人物らの掛軸などの遺墨集を、東かがわ市の人達が収集した未公開資料よりなる。 遺墨集に掲載された人物とその書などの点数は、揚分徴(墨竹図1点)、中山城山(詩書3点)、神崎寛済・浦(書5点)、片山冲堂(書5点)、藤澤東(書25点)、藤澤南岳(書12点)、藤澤黄鵠(書1点)、藤澤黄坡(書7点)、藤澤南岳親子ら泊園書院関係の葉書(25点)、泊園書院関係記念葉書(3点)、藤澤南岳撰 環翠山荘十勝(絵葉書10枚と滞在記録)・鳴瀧園十二勝、中山城山(讃岐国大日記続編・祝允明秋興帖・文政十年阿波猪尻再遊)、中束伴貞の藤澤東詩文写本、東遺墨集「焄蒿餘影」、藤澤東「東先生詩存」です。 人物の関係を簡単に記すと、高松在住で著名な儒者中山城山の弟子には、大阪で泊園書院という熟を開き高松藩士の藤澤東がおり、また引田の豪商である神崎浦がいる。藤澤東の妻は引田村の阿部貞で、その子藤澤南岳は引田生まれで高松藩の儒官である。その長男黄鵠はのち衆議院議員、次男黄坡は4代目泊園書院院主となる。中山城山の知人である神崎寛済は神崎浦の親である。高松藩で有力な豪商である揚分潮は藤澤東、藤澤東の知人である高松藩儒官片山冲堂や長尾雨山のスポンサーである。藤澤東の弟子には白鳥村代官の中束伴貞がいる。 揚分徴、中山城山、藤澤東、神崎寛済・浦などの作品数は少なく貴重である。揚分徴は竹図が上手で、東が分徴より入手した記録が「藤澤東書簡集」にある。なお、この本の作品は東の妻阿部家が所有していたものである。中山城山の書は引田の神崎氏にあてた詩書である。それと、城山が阿波国美馬郡猪尻村の武田氏に訪問した時の書で未確認であった再訪の記録である。讃岐国大日記続編と祝允明秋興帖は中山城山自筆の書である。 藤澤東の作品を25点もまとめた本は東遺墨集を除いては初めてで、東遺墨集にも記載のない未公開作品が認められた。また、中束伴貞の藤澤東詩文写本(東かがわ市歴史民俗資料館蔵)も東遺墨集に記載のない未公開作品が認められた。泊園書院関係の葉書は藤澤家と交流のある人達14名が挙げられる。藤澤南岳撰の環翠山荘十勝は新資料であったため所在は不明であったが、岡山県玉野市の玉仙岩脇働公園で、巨岩玉仙には南岳の碑があった。鳴瀧園十二勝は泊園書院門弟で後貴族院議員となる星野謹一郎の地元岡山県倉敷市にある別宅である。

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